コラム記事

【エイジングケア】眠っている間に新陳代謝を活発にして若返る

寝不足の状態が続くと、肌の調子が悪くなっているような気がしませんか?
睡眠は肌の状態と非常に深い関わりを持っています。なぜなら、肌を構成する細胞は、主に人間が眠っている間に新しく生まれ変わるからです。

人間の睡眠はレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を交互に繰り返します。このノンレム睡眠のときに成長ホルモンが分泌され新陳代謝が活発に行われます。そのため、睡眠時間が少ない時や、睡眠の状態が良くない時は、新陳代謝が上手く行われず、シミやシワ、くすみなど様々な肌の不調が現れます。

つまり、肌の新陳代謝を活発化するためには、十分な睡眠をとることが大切なのです。

どれくらい眠ればいいの?

一般的に理想とされる睡眠時間は6~8時間と言われています。ただし十分な睡眠時間をとったとしても、ぐっすり眠れたと感じる時もありますし、あまり眠れなかったと感じる時もあります。これは、睡眠の質が原因です。睡眠の質が悪いと眠りが浅くってしまったり、何度も目覚めてしまったりして、ぐっすりと眠れた感じがしなくなってしまうのです。

睡眠の質を高めるにはどうすればいいの?

それでは、睡眠の質を高めるにはどうすればよいのでしょうか?
今回は簡単にできる3つのポイントを取り上げてみました。

・睡眠の質を高める食品を摂る

食品の中には、睡眠の質を高める効果を持っているものがあります。例えば、レタスにはラクチュコピクリンという鎮静作用のある成分が含まれていまし、タマネギやニンニク、ニラやネギには硫化アリルという同様の効果を持った成分が含まれています。これらの食品を眠る前に食べると熟睡しやすくなります。

・サプリメントや漢方薬を摂る

なかなか眠れないのなら、入眠前に漢方薬やサプリメントを摂ってみてはいかがでしょうか。漢方薬なら酸棗仁湯(さんそうにんとう)、サプリメントならメラトニンやバレリアンが効果的です。ただし肝機能に障害のある人は逆効果になることもあるので、服用する前には医師や薬剤師に必ず相談してください。

・眠る前にリラックスできる時間を作る

入眠の数十分前から、部屋の電気を消し熟睡できる環境を作りましょう。お香やアロマを炊いたり、穏やかな音楽を聞いたりしてリラックスした状態にしてから眠ると、良質な睡眠がとれると言われています。真っ暗な状態が落ち着かないのなら間接照明をつけるもの良いでしょう。副交感神経が働き良質な睡眠がとりやすくなります。

これらの方法を続けることで睡眠の質は徐々に高くなっていきます。睡眠の質が高くなり、新陳代謝が活発になるとシミやシワなどの肌の不調が改善するようになってきます。エイジングケアに興味のある方は、ぜひお試しください。

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